2017年7月28日金曜日

美徳(感性の伴った技術)=訓練+習慣











僕の技術者としてのデビューが間近に迫っていた頃、それを果た

すための関門の一つに 「 先生の髪を Cut する 」 ということがありま

 した。

 
 
 そして、ある日先生から「今度、おれの髪、Cut して、、、」と言われ

たのです。

いよいよきたぞ~っと思い気合を入れて準備していました。

 
 翌週くらいだったでしょうか、

「 ちゃんとカリアゲの練習をしているか?」

と聞かれ( この頃の先生の髪型はまわりを刈り上げていました )

「 はい、やりました 」

と答えましたら、物凄い剣幕で叱られました。

 
 どうしてこうなったのか訳が分からずポカンとしていると、理由を

教えて下さいました。

「 やりました 」 では、今回一度 Cut したら終りでいいと思っていることに

なる。 それではダメだ。「 カリアゲの練習と研究はこれからもずっと続

けていくものだ」だから「やっています」 だ、と言われてやっと気付き、

理解することができました。

 この時に先生の仰った「 続ける 」ということの大切さが、次のアリス

トテレスの言葉に重なると思い、書き留めておきました。




 「 美徳(excellence)は、訓練と習慣の賜物である 」



 ここの、「 美徳 」を「 感性の伴った技術 」に置き換えると、そのまま美容師

としての自分にあてはめて考えられると思いました。





  左側は、世阿弥という人が書いた「 風姿花伝 」の中で特に気に

なっている一文です。

  この言葉と出会ってから、美容師にとっての「 秘する花 」とは何

か、、、、、。

  ずっと考えてきました。もちろん、お能を舞う方と美容師は違い

ますが、技術者として見ると、共通する部分が、そして取り入れら

れる所がたくさんあるような気がしたのです。

 生涯現役を続けるのなら、その時々に見合った表現のしかたと

いうものがあるんじゃない!?

と、世阿弥に問いかけられているような気がしました。

 

 しかしながら、「 考え未だ半ばで確信に至らず、、、、、、 」

 結局、現在も 「 考え中 」です。







 
〇ひ


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