『 or から and へ 』 爾爾呆談 その弐
と或る日
「 Grow or Die 」
という言葉を見て・・・・・黙。
ああそういえば、二〇代の頃にそんなことばっかり考えて
力んでいた時期があったな、と思い出しました。
「 白か黒か 」
「 all or nothing 」
「 一か八か 」
「 make or break 」
等々。
兎に角、ハッキリさせることが格好よく、すべてかゼロ。
中途半端、もやもやはカッコワルイ、と決めつけていたのです。
( ある一定の期間、こういうときがあった方が良い。とは思います )
その頃かもう少し前に、歌謡曲で
♪ 恋人試験 というのがありました。
その歌詞に 「 65点の人が好き 」
というところがあったのですが、到底納得できませんでした。
その時は。
現在は大いに頷けます。
閑話休題 ( 話しをもどします )
社会に出ていろんなことを学んでゆく内に、世の中それほど単純じゃないゾ
ということに気付いてきます。
だいたい、白と黒とかハッキリすることは却って稀で、ほとんどの場合
その間の灰色で、違いは濃いか淡いかの差だけなのではないか。
などと考えるようになっていました。
「 all or nothing 」
なんて気取っている場合じゃない、もっと大切なことがあるはずだ。
多分それは灰色の濃淡の合間を漂い、丁度よいところを探し続けること。
このあわいに自分だけの宝物がある。
と思っています。
それ以来
「 or 」
は自分にハッパをかける時だけにしてそれ以外は
「 and 」
の方で行こうかなと思っています。
「 or 」= 二者択一 「 and 」= ~ と ~( の間 )
「 すぐにわかるものとすぐにわからないもの 」
「 今、早くできる子とこれからゆっくりできる子 」
「 不易と流行 」 「 臆病とバカ 」
「 ほどほど 」 「 中庸 」 「適度 」
〇ひ
D.D
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