2017年8月24日木曜日

中村征夫 写真展 を観てきました。




  お客様の K 様に写真展の招待券を頂いて、松屋銀座 MATSUYA GINZAへ
 
行って来ました。
 
 
中村征夫氏の写真展 「 永遠の海 」
 
 
 エレヴェーターを八階で降り、会場に入るとやや薄暗い照明の中で氏の
 
作品が色鮮やかに輝いていました。

 入り口付近の作品は、パラオやジープ島で撮影、とありました。

 魚を正面から捉えた構図が迫力満点。

 なのに表情が微笑ましく見える。

 いい写真だなぁと思いました。



 その先へ行ったところで、movie の画面があって、

「 これは “ しんかい 6500 ” に乗って 1313m の深海へ潜ったときの船の中の

映像です 」

とそれを観ている人々に説明をしている方がいました。

中村氏ご本人でした。

「 ・・・・ん、船の中は狭かった・・・・・ 」

と満面の笑みで話してくれました。

 優しさとユーモアのある方だなと思いました。



 作品のコメントにもそのセンスが垣間見れるとおもいます。

 「 コブシメ 」のところではこんな感じです。

 『 プカーッと浮きホバリングしている様は、どう見ても未確認飛行物体とし

か思えない 』

「 モンツキカエルウオ 」のところは

 『 顔の大きさは1cmほどと小さいが、迫力に満ちた表情はなかなかのもの。

しかし臆病な性格で、すぐに穴の中へと潜り込む。ぶさかわ人気も急上昇 』

 等々。

 


 クレナイニセスズメという魚の「 赤紫色 」がとても印象的でした。



 海の美しさ、愛おしさ、大切さ、を改めて学び、生命の逞しさに圧倒され、

中村征夫の世界を満喫して、会場から出ました。

 
 するとそこには、笑顔の中村氏が待っていました。

 と言っても、僕のことを特別に待っていたわけではありません。

 写真集を買った人にサインをして下さる、ということらしいのです。


 もう迷わず、むんずと写真集をつかみ、ご本人の前に差出

「 サインをお願いします 」

と言ったら、隣にいらした方に

「 あちらで、先にお会計を、お願いします 」

と言われました。

 トホホ、またやってしまいました。先走り・・・・・・。






































 それでも、無事にサインを頂くことはできました。(  D.D に置いてあります

ので、是非ご覧になって下さい )

 タコのイラストのおまけ付き。

 握手までしていただきました。















 










 以前にこの本を読んで、写真を観てから、中村征夫という人の作品に惹か

れていました。

 
 この中で氏は次のように述べていました。

 『 人間は、自然なくして生きられない動物なのだということを、われわ

れは忘れてはならない。自然界の生物たちと共にこの地球上で生きてい

  かなければならないのだ 』

  と。





 となりでは、「 おさるのジョージ展 」をやっていました。

 絵本作家レイ夫妻の原画を観ることができました。

 筆のタッチの柔らかさ、スピード感がとてもいいと思いました。



























 ひとつのことを続けている人って、素敵だなぁとつくづく思いました。

 いやぁ~面白かったです。


 〇ひ。




こちらもよろしくお願いします!! 
 
https://www.instagram.com/ddharajuku/

https://www.instagram.com/hagakazumi/

https://www.instagram.com/hida_ryuji/



D.D
京都渋谷区神宮前4-31-2 小川屋BLD 2F

TEL/03-3423-8989
mail/ddharajuku@gmail.com


定休日:毎週火曜日。(月曜日は不定休)


2017年8月18日金曜日

本質的なモノをズバッと、、、、

 

 
 
 
 「 表面的現象にとらわれないで、本質的なものをズバッとつかまえる 」
 
この言葉に出合ったのは、山藤章二氏が書いた「 似顔絵 」という本の中
 
( 山藤氏が似顔絵を描くにあたって、大切にしていることの一つとして・・・ )
 
だったと思います。
 
 
 その時のことを、つい昨日のことのようによく覚えています。
 
 「 これだ、これだ、 美容師にとって最も大切なことは・・・・・ 」と思い
 
すかさず、〇ひ覚書帳に書き写しました。
 
 
 
 お客様と会った瞬間、本質的なモノを見抜いて提案する。
 
 似合う形、似合う色。
 
 
 
 ロッドを巻く練習、ブラシを自由自在に扱えるように、ハサミ、毛束の
 
持ち方等々。 繰り返し繰り返し行う訓練。
 
 とは別に、この「 本質的なものをズバッ・・・・・ 」と見抜く目力、感性も
 
養わなければ、、、、、と思いました。
 
 
 
 
 その為には何をすればいいのか、思いつく限りのことをやりました。い
 
ろいろな方々から、様々な意見を聴いて、できることから、順々にやって
 
みました。
 
 現在でも、方法は変えながら「 ズバッ・・・・・ 」のための目力と感性を
 
養うためになるであろうと思われる「 コト 」を続けています。
 
 
 「 時代に合う感覚の伴った技術 」を磨き続けるために。
 
 
 
 これを続けることが真ん中の
 
「 学問はただ年月長く、倦ず、おこたらずして、はげみ、つとむるぞ肝要 」
 
につながると思ったのです。「学問」を「技術」に置き換えれば、美容師としての
 
自分にピッタリとあてはまるのではないかと・・・・・。
 
 
 
 次の
 
「 学問とは物知りに至る道ではない。己を知る道である 」
 
も同じように、技術を追求し続けることが、己を知ることに繋がってゆくのだろうな
 
と思っています。
 
 
 
  引用元は、本居宣長著の「 玉くしげ 」「 てにをは紐鏡 」「 詞の玉緒 」「 うひ山ぶ
 
み 」「 直毘霊 」の中のいずれかだったと思います。
 
 
 
 
いやぁ~、美容師ってオモシロイですね。
 
 
 
 
 
〇ひ


 




こちらもよろしくお願いします!! 
 
https://www.instagram.com/ddharajuku/

https://www.instagram.com/hagakazumi/

https://www.instagram.com/hida_ryuji/



D.D
京都渋谷区神宮前4-31-2 小川屋BLD 2F

TEL/03-3423-8989
mail/ddharajuku@gmail.com


定休日:毎週火曜日。(月曜日は不定休)