2016年6月15日水曜日

合歓木開花























今年も、合歓木(ねむのき)の花が

ほころび始めました。夕方、日の暮れる頃に

葉がぴったりと重なり合い、しなだれるさまが

眠っているように感じられるところから、この

名がついたらしいのです。その重なり合った

葉は、翌朝には、また開きます。



 さて、綻びはじめた、お花のことですが

咲き方が亦、面白いのです。四つか五つぐら

いずつ、あちら、こちらと打ち上げ花火のように

(花の姿も丁度、花火のようですね)「ぽっ」

「ぽっ」と咲くのです。



 蕾の数をざっと数えてみましたら、二百は

軽く、超えていました。暫く楽しむことが

できそうです。



 そうして、お花が終わった後は「そら豆」の

ような種ができます。これを翌年の春に

蒔くと、八割以上の確率で芽が出ます。

(鉢植えの場合)



 ご興味のある方は、挑戦してみて下さい。

きっとうまくいきますよ。

     
                  
                                                         飛田