2017年1月27日金曜日

 「いまさらながら、、、、 」




 「尾頭付き」の意味を知りました。













 今まではてっきり 「御頭付き」 だとばっかり思っていました。

 イヤハヤナントモオモイコミトイウモノハオソロシイ、、、

 初めから終わりまで(頭から尾)まっとうする。ということで、おめで

たい、縁起が良い。ということらしいです。

 (墨絵のお魚が「かます」であることに、特別の意味はありません)


 左に頭をおく意味は、
 
 古く日本では、左が右より尊いとされた。

 ヒ(日)イダ(出)リ(方向)の意で、日の出る方向を表すか。

 左大臣は右大臣より上位。

 舞台に立って左は上手(客席から見たら右)、右は下手(客席から

見たら左)。

 中国、インド、ヨーロッパ語では、ひだりを劣る方に使うものがある。

 「古事記」に

 「次に投げ棄つる左の御手の手纏(たまき)に成れる神の名は、

奥疎(おきざかるの)神。・・・・・・・次に投げ棄つる右の御手の手纏に

成れる神の名は辺疎(へざかるの)神」
 
 「古典基礎語辞典」 大野晋編より。
 
 ここに、左は奥、右は辺とあります。



 尾頭付きの魚は頭に近い方から尾の方へ順に食べ進むのが

マナー。

 その方が単に食べ易いから、、、、、。

等々、様々です。

 こういう理屈も中々面白いものですが、もっと嬉しいのは、美味しい

コト。この「カマス」開いて、天ぷらで食べたら見事でした。



飛田