2019年6月28日金曜日

      『言葉は違えど思いは一緒』   爾爾呆談 その参



 この間、知り合いの米国人(アメリカ人)

から聴いた話が面白いと思ったので

ここに紹介します。


 
その方は一寸まえに、中国の方と結婚したそうです。
 
一緒の生活(くらし)が始まって、お互いに

最初に覚えた言葉が、中国の方は

「I can't help it」

米国の方は

「投了子」

だったそうです。
 



両方(どちらとも)意味は

「しかたがない」

ですって・・・・・。
 
一瞬「え~~~~~っ」

と思いました。

が、少し考えているうちに

「ん、lこれはかなり意味深!!!」
 



違う環境(environment)で育った(過ごした)人間同士が

一つの家庭を営む、組織を形成するために

共同の空間で同じ時間を過ごす。
 


その始まりの時、各々が肝に銘じておくこと。

それこそが、この

「しかたがない」

ではないか!!!
 



この「しかたがない」を前向きに活用することが

できれば、きっとうまく行く。そんな気がしました。

そしてこの

「しかたがない」

にはとても深い思いやりも含まれているようにも

思いました。
 
 


「I can't help it」

このフレーズは、自ら何とかしようと思っても

避けること、または良くすることができない状況

で使われる表現で「私にはどうすることもできない」

といったニュアンスがあるらしいです。
 
 



といふことは

そのまんま受け入れる

いふことでせうか・・・・。
 
 
 
 




〇ひ
 
 
 
 
※一部、池田満寿夫氏のエッセイより、

拝借したところがあります。


 
 
 
 







D.D
 

 
 
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